月の動き

月は2週間かけて天空の北から南を約50度の角度で移動しています。
ある日、最南(約−25度)に居た月は一週間後に天の赤道を通過して、
その1週間後には最北(約+25度)に移動します。
この動きと満ち欠けを繰り返しつつ地球の周りを廻っています。
(天の赤道からの角度で南へは−、北へは+で現す。)

惑星と恒星の見分け方

太陽の周りには8個の惑星がまわっています。この惑星にはいくつかの特徴があり、
その特徴をつかむことによって恒星か惑星かを区別することが出来ます。

[A]・・・惑星は太陽と同じ平面上に軌道を作っているため、ほとんど黄道上にいます。
(黄道・・・太陽の通り道)
ですから惑星が黄道上の十二星座以外の星座上に見えることはありません。

[B]・・・肉眼で見える水、金、火、木、土のうち、水星と金星は地球の内側に
軌道があるため夕方の西の空と、明け方の東の空にしか出現しません。
残りの、火星は赤みがかって見え、木星は、マイナス2等の輝きでとび抜けて明るく、
土星は0等の黄色っぽい輝きを放っています。

[C]・・・星座を形作っている恒星がその形を変えることはありませんが、
惑星は何日か経つとその位置を変えて、黄道星座の中を行ったり来たりしています。



[ 明るさの基準]
むかしギリシャの天文学者ヒペルコスはおおよその目安として、最も明るい20個
(現在21個)の星を1等星。肉眼でやっと見える星を6等星とした。
このそれぞれの明るさは、5等星は六等星より2,5倍明るく、4等星は5等星の
2,5倍明るくなり、1等星は六等星の100倍明るいと言うことになります。

[ 色 ]
表面温度の差によって、赤っぽい星は2〜3000度、黄色い星は太陽と同じで
6000度。青白い星は10000度を越えています。

[ 星座の数 ]
全天に88個の星座があります。
そのうち日本で見られるのは83個。まったく見られないのは5星座で、
名前はカメレオン座、テーブルさん座、とびうお座、八文儀座、ふうちょう座です。

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